ミーコ

PC新規購入につきデータの移行とかもあるわけですよ。
すると出てきたこの写真。
当時飼っていたミーコという名前の猫です
コイツは痩せ細ってガリガリになって家にフラリと現れた野良猫だったのですが
コオロギやその他の虫を食べているの見かねて、母親が飼ってあげることにして我が家に来た猫です。
脱衣所の窓をいつも少しあけてやり家と外を自由に行動してましたねー
その頃自分は毎日寝たきりのような状態でずっと自宅療養中でした。
RAST検査というIgE抗体の数値で、通常の人が100～200前後のこの検査での数値が
13000をマークするという典型的アレルギー体質の自分の部屋は当然出入り禁止ではありましたが
それなりに可愛いいなーと思っていました。
基本的に24時間痛みとやるせなさと虚無感に襲われていた俺には
チラリと見るミーコはちょっとだけその負の沼から浮上する要素にもなっていたような気がします。
ある朝、枕元におそらくハントしてきたであろう巨大な蛾を誇らしげに持ってきてくれたりする、
それはもう迷惑千万な可愛らしいヤツでした。
そんなミーコも、すぐに病気か何かしらの中毒でこの世を去りました。
猫は人間とは違い平均寿命が短いです。
どんなに健康的に生きたとしても先に命を無くす確立が高いです
そんな　おそらく先に亡くなってしまうだろう愛らしい生き物の余生を
どのくらい「飼う」ということで命に影響を与えてしまうのか・・
そして何を得たいのか・・考えてしまって今でも猫はすごく可愛らしいのですが飼えません。
まあ体質の問題、住宅事情などで普通に飼えないのですが。
今、この写真を見て思うことはもっと撫でておけばよかった。ということや
おまえホントに美人だったなということです。